平成29年11月7日(火)茶の湯江戸千家神戸不白会による炉開き茶会が行われました。

待合 短冊 「和韻」 川上宗雪 筆
(江戸千家当代家元)

初 座
床 軸 「孤峰不白自画賛入画像」
借用地水火風空
返却兮今月今日
名心庵家元箱
ルソン壷
今日の炉開き茶会では「壺飾り」を学びました。床には壷を飾り、客より所望して亭主は大事に拝見に出します。


炭点前とは後座に出される濃茶を湯加減よく差し上げるため、
釜の煮えがよいように炭を継ぎ足すことを客の前でいたします。
後 座

弁当 たん熊製
八寸 明石蛸とエリンギの串、アスパラ、
栗甘露煮
菓子 亥の子餅 常盤堂製

棚 米棚
水指 箪瓢 高取静山
濃茶器 備前 生陶衆啓
薄茶器 棗 団栗蒔絵 宗哲
釜 浜松紋真形 般若勘渓
本日一番の新茶は 濃茶 「星の奥」 星野園製
薄茶 「星の昔」 〃
香り高く最高のお抹茶でした。
その他のお道具は
茶碗 名心庵好 唐津 中里利重
替 斗々屋写 「春秋」 永楽善五郎
茶杓 「瑞雲」 堀内宗完作 筒箱共
今年も無事に炉を開くことができました。 皆様 お疲れ様でした!

